ジュブレ・シャンベルタンプルミエ・クリュラヴォー・サン・ジャック[2011]フレデリック・マニャン赤750mlFredericMagnien[GevreyChambertin1erCruLavautSaintJacques]
ジュブレ・シャンベルタンプルミエ・クリュラヴォー・サン・ジャック[2011]フレデリック・マニャン赤750mlFredericMagnien[GevreyChambertin1erCruLavautSaintJacques]

ジュブレ・シャンベルタン プルミエ・クリュ ラヴォー・サン・ジャック[2011]フレデリック・マニャン 赤 750ml Frederic Magnien[Gevrey Chambertin 1er Cru Lavaut Saint Jacques]

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モレ・サン・ドニを拠点として、代々続く秀逸なドメーヌ「ミシェル・マニャン」。

もともとはブドウ栽培農家でしたが、4代目のミシェル・マニャン氏がシャンボール・ミュジニーのプルミエ・クリュを取得したのを契機に、妻とともに自社元詰めまで一貫して行うドメーヌとしてワイン造りを始めました。1991年までに10以上のアペラシオンを手掛け、現在ではその所有畑は19ヘクタールを超えています。

そのマニャン家の五代目となるミシェル氏の息子であるフレデリック・マニャン氏は、1995年に若くして自らのワインのあり方を追い求め、父の行うドメーヌスタイルではなく新たに自身の名を冠したネゴシアンを立ち上げた精力的な人物です。

このフレデリック氏、若い時からボーヌのワイン醸造学校でワイン造りを学び、その後ドメーヌ・ジャン・ノエル・ガニャール(Jean Noel Gagnard)でブルゴーニュワインの基本を、その後「ジェンセン」で日本のワインマーケットにひと騒動起こした、あの「カレラ(CALERA)」やオーストラリアの「バンノックバーン(Bannockburn)」などで修行を積んだこともあるということです。

そんな彼の探究心は並々ならぬものと言えそうです。その証拠にフレデリック・マニャンでは、年間区画契約した全ての畑を自らの目で見て回り、ブドウの剪定から収穫まで農作業の全てを自ら行っています。最高品質のワインを造るために彼がしていること、それはブドウ畑に朝日が昇る前から出かけ、朝日が一番早く当たる区画を厳選すること。区画を決めたら今度は土壌の構成要素にこだわり、その次はヴィエーニュ・ヴィーニュを中心に樹齢40年以上の古い樹を選定、より良いテロワールが忠実に再現できるブドウの樹を探し求め、時には飛び込みでドメーヌや栽培者と交渉をするなどしています。

そのこだわりようは一般的な「ネゴシアン」のイメージ(ワインを大量に買い付け市場に供給する大企業)とは大きくかけ離れていると言えるでしょう。2008年にはブドウ栽培会社を自分で設立し、日照条件や土壌をもとに自ら選び抜いた畑で、自社スタッフがブドウを育てるという新しい試みを始めています。

そんなこだわりで選んだブドウの栽培は、「自然の流れと共にあるべき」という理念に基づき、有機農法と最近取り入れている生産者も多い、月の満ち欠けによりワイン造りの行程を進める『太陰有機法』を導入しています。これにより地球のエネルギーを最大にワインに取り入れることが出来るというのです。化学肥料を使わずに無農薬・有機栽培はもちろんの事、月の満ち欠けによって破砕、圧搾、発酵、ボトリングや樽への移し替えなどを行い、ワインへのストレス極力減らしています。また今では当たり前となっていますが十分な時間をかけた低温マセラシオンなど、ビオロジックとビオディナミの中間のようなワイン造りを実践しています。2008年以降有機農法に完全移行し、2012年ヴィンテージからはエコセールも取得しています。

フレデリック・マニャンのワイン造りで、ブドウ栽培・醸造とともにもうひとつ注目されているのが、彼が強いこだわりを持っているバリック樽による熟成です。ブルゴーニュの一流生産者がこぞって使用するフランソワ・フレール社の最高級のバリック樽を「自分が使うことでますます価値が上がる」と説き伏せて使い始めたという逸話があるほどです。このフランソワ・フレール社のバリック樽を100%使用している生産者は、フレデリック・マニャンの他にはあのドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティ、コント・ラフォン、ルロワしかいないというのだから驚きです。そして偶然ではありますが、彼が採用している樽の仕様はあのロマネ・コンティと同じ最上級バリックという事です。

このように最高品質のぶどう・樽を使うことで、その効果を段違いに発揮することが出来ます。ネゴシアンであることのメリットを最大限に生かし毎年安定したグラン・クリュ、プルミエ・クリュを含む高品質なワインを生産する、まさに新しいスタイルの生産者です。
※現在も自社畑で造られるワインは、ネゴシアンスタイルで造られる「フレデリック・マニャン」ではなく父である「ミシェル・マニャン(Michel Magnien)」の名義でリリースされ続けています。

Information
ラヴォー・サン・ジャックは、ジュヴレ・シャンベルタンの数あるプルミエ・クリュの中でも、クロ・サン・ジャックやコンブ・オー・モワンヌ等と並び、グラン・クリュにも匹敵すると評される偉大な畑です。南向きで日照量が多いものの、谷から吹く風により気温が抑えられ、冷涼な気候を生かした引き締まった味わいのバランスに優れた深みのあるワインが生まれます。
生産地 フランス ブルゴーニュ コート・ド・ニュイ地区 ジュヴレ・シャンベルタン村
商品名 ジュブレ・シャンベルタン プルミエ・クリュ ラヴォー・サン・ジャック
作り手 フレデリック・マニャン
格付・認証 A.C. ジュヴレ・シャンベルタン プルミエ・クリュ
生産年 2011年
内容量 750ml
本数 1本
味わい フルボディ
ブドウ品種 ピノ・ノワール 100%
ガイドブック --
飲み頃 今~2025年頃
飲み頃温度 16℃~18℃
推奨保存環境 温度=10℃~16℃、湿度=70%~75%
備考 においが強いものと一緒にせず、振動は避けるように保管して下さい。