ギウアーニ Giuaani
クヴェヴリの伝統と革新が調和する安定した品質
ジョージアのおよそ7割のワインを生産するカヘティ地方で新たに素晴らしい生産者と出会いました。カヘティ地方Manavi(マナヴィ)村にあるGiuashvili(ギウアシュヴィリ)家が経営する「Giuaani(ギウアーニ)」は設立年が分からない程、大昔からワイン造りに携わってきた歴史を持つ家族によって守られてきたワイナリーです。
4代前(1894年生まれ)が誕生した頃には庭に5つのクヴェヴリが転がっていたそうです。1965年生まれの現オーナー Kakha Giuashvili(カハ・ギウアシュヴィリ)がワイン造りを始めた頃は、代々受け継がれてきた伝統をベースに新しいテクノロジーを取り入れようと動き出した流れの真っただ中でした。カハはそれらの歴史を汲み取り、毎日の連続した仕事によって生み出されるワインをビジネスとするため一念発起し、2010年にギウアーニを設立、住居のある敷地内に醸造施設を整えました。そして2014年にはギウアーニとして初めての収穫を迎えました。
現在は20haの畑と広い敷地内に整った醸造設備を完備、安定した経営基盤の下、ゆとりを持ったワイン造りを行っている印象です。醸造はThomas Kontopos(トーマス・コントポス)が担当しています。畑は出来るだけ自然な栽培方法で管理し、醸造段階ではプレス機を使用せず除梗・破砕したブドウを低温で醸し、それぞれのタンクやクヴェヴリで発酵熟成、酸化防止剤は控えめに添加という手法を取り入れています。また自家栽培ブドウ以外にも品質を見定めたブドウを手当します。カベルネソーヴィニョンはマナヴィ村から少し離れた畑で育ったブドウです。
オーナーが方向性を定め、トーマスを初めとする優秀な40歳代のスタッフ中心に伝統と革新が調和した技法で様々なタイプのジョージアンワインを造り続けています。安定した品質と抜群のコストパフォーマンス、奇抜さではなく、穏やかでエキスが詰まったギウアーニのワインを是非体験してください。
Information | |
カヘティ地方マナヴィ村にあるギウアーニは大昔からワイン造りに携わる家族が守るワイナリーです。除梗・破砕後、ステンレスタンクで低温醸し、発酵後、ワインと絞りかすを分けワインだけを別のタンクに移し、マロラクティック発酵・熟成しました。やや憂いのあるガーネット、カシスや黒コショウの香り、ジューシーでベリーの爽やかな印象に細かいペッパーが散るコスパ高い赤ワインです。プレスせず除梗・破砕後、200hlのステンレスタンクで低温で24 ~ 48時間醸し、酵母を加え、25日間[24 ~ 27℃]発酵ワインと搾りかすを分け、ワインだけを別タンクでマロラクティック発酵後、ステンレスタンクで6 ヶ月熟成、濾過あり・清澄あり/瓶詰め:2017年7月20日 | |
生産地 | ジョージア カヘティ |
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商品名 | サペラヴィ |
作り手 | ギウアーニ |
格付・認証 | ジョージア |
生産年 | 2016年 |
色 | 赤 |
内容量 | 750ml |
本数 | 1本 |
味わい | ミディアムボディ |
ブドウ品種 | サペラヴィ 100%(手摘み/平均15年) |
ガイドブック | -- |
飲み頃 | 今~ |
飲み頃温度 | 16℃~18℃ |
推奨保存環境 | 温度=10℃~16℃、湿度=70%~75% |
備考 | においが強いものと一緒にせず、振動は避けるように保管して下さい。 |