ボデガス アタラヤ Bodegas Atalaya
個性ある土着品種の絶妙なブレンド、力強い果実味が最大の魅力
アタラヤとは、ボデガのある場所の名前で、「監視の塔」という意味です。
ガルナッチャ ティントレラは、スペインではアルマンサでしか見られない土着品種です。ガルナッチャの別名ではなく、アリカンテ ブーシェの別名です。全くの別物で、ガルナッチャとプティ ブーシェの交配種です。栽培も醸造も非常に難しく、良いワインにするのはさらに難しい品種です。皮だけでなく果肉や果汁にも色がついている珍しい品種で、そのため完熟すればとてもきれいで強い色がワインに表れます。タンニンが多く、ストラクチャーがしっかりしています。畑を買った当初は、メルロやカベルネ ソーヴィニヨン、テンプラニーリョも植えられていましたが、全てガルナッチャ ティントレアを接木しました。
葡萄園
100ha 全て自家畑。
畑は、3ヶ所に分かれていて、海抜は800~1,000mです。冬はとても寒く、昼夜の寒暖の差が激しいエリアです。樹齢は、60~70年です。樹齢よりも標高が高いことの方が大切で、涼しい気温により葡萄がゆっくり熟成出来るからです。樹と樹が離れているため、斜面の向きに関係なく、日は満遍なく当たります。土壌は白亜質で、石灰岩の多い痩せた畑です。フミーリャに比べて粘土も混じっています。
栽培
葡萄樹の間隔を開け、1本の樹が多くの水分を吸収できるようにして、灌漑はしません。また、化学的なものは使用せず、肥料は有機的なもののみ。標高が高いため、害虫は来ません。
Information | |
このワイナリーを代表するワインです。良い状態になるまで樽熟させたタイプで、樽熟期間は決めていません。畑の面積は25ha、標高700m~1,000mに位置し、土壌は石灰質です。平均樹齢は40年以上。収穫は手摘みで行ないます。収穫量は、26 hl /haです。モナストレルを入れることで、デリケートさを出しています。発酵前に低温でプレマセラシオンを行なった後、ステンレスタンクで発酵させます。フレンチオークの新樽で12ヶ月熟成させています。ノンフィルター、ノンファイニングで瓶詰します。生き生きとした紫色、チェリーやプラムを思わせる力強いアロマに、かすかにペッパーのニュアンスが混ざっています。素晴らしい骨格と持続性があり、非常にバランスのとれた味わいです。ラベルは、標高の高い畑なので、天使をイメージし、ミゲル アンヘルをモチーフとしています。 | |
生産地 | スペイン アルマンサ |
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商品名 | ラ アタラヤ デル カミーノ |
作り手 | ボデガス アタラヤ |
格付・認証 | D.O. アルマンサ |
生産年 | 2019年 |
色 | 赤 |
内容量 | 750ml |
本数 | 1本 |
味わい | フルボディ |
ブドウ品種 | ガルナッチャ ティントレラ 85%、モナストレル 15% |
ガイドブック | -- |
飲み頃 | 今~ |
飲み頃温度 | 16℃~18℃ |
推奨保存環境 | 温度=10℃~16℃、湿度=70%~75% |
備考 | においが強いものと一緒にせず、振動は避けるように保管して下さい。 |