商品説明 | |
---|---|
生産地 | フランス ボルドー地方 グラーヴ地域 ぺサック・レオニャン |
商品名 | シャトー・ド・フューザル・ルージュ |
作り手 | Chateau de Fieuzal Rouge |
格付 | グラン・クリュ・クラッセ |
生産年 | 1997年 |
色 | 赤 |
内容量 | 750ml |
本数 | 1本 |
味わい | フルボディ |
ブドウ品種 | カベルネ・ソーヴィニョン、メルロ、カベルネ・フラン、プティ・ヴェルド |
パーカー・ポイント | 86点 |
飲み頃 | ~現在 |
飲み頃温度 | 16℃~18℃ |
推奨保存環境 | 温度=10℃~16℃、湿度=70%~75% |
備考 | においが強いものと一緒にせず、振動は避けるように保管して下さい。 |
シャトー・ド・フューザル CHATEAU de FIEUZAL
古くからのボルドーファンに絶大な人気を誇る
ペサック・レオニャン格付シャトー
ボルドー市街からほど近い一大銘醸地ペサック・レオニャンの南部、緑溢れるレオニャンのコミューンにシャトー・ド・フューザルはあります。ガロンヌ川の支流オー・ブランシュの小川沿いにたたずみ、ドメーヌ・ド・シュヴァリエやマラルティク・ラグラヴィエールなどとともにこの地域を代表するシャトーとして知られています。
熱心な設備投資と改革。
パーカーポイント高評価で人気上昇!
シャトー・ド・フューザルは、300年以上の歴史を持ち、17世紀には箴言集で有名なラ・ロシュフコーが所有していたという歴史あるシャトーです。フランス革命期にはド・フューザル候が所有し、現在のシャトー名となりました。ナポレオン・ボナパルトとも親交があり、彼が皇帝になる前に使用していた蜂(ラベイユ)の紋章は、現在のセカンドワイン”ラベイユ・ド・フューザル”として受け継がれています。
19世紀にはバチカン教皇の御用達ワインになったりと格式も高く、多くの著名人や実力者が所有を望む人気のシャトーでした。1959年制定のグラーヴ格付けでは赤ワインが認定されその地位は確実なものになります。20世紀後半以降、幾回のオーナーチェンジがありましたが、ジェラール・グリブラン氏などの熱心な設備投資と改革によってさらに品質は向上、近年はパーカーの高評価を受けさらに人気が上がっています。
2001年から暖房機メーカーを経営するアイルランド人オーナー、ロクラン・キン氏の所有となり、惜しみない投資により進化を続けています。2007年にはステファン・カリエ氏が総支配人に就任。彼はカリフォルニアのニュートンやランシュバージュでもワインメーカーを務めた人物で、彼の就任以降、さらに品質の向上と安定感が増しました。
チャレンジ精神とアイデアで常に最良を目指す。
畑は赤用品種がおよそ40Haいわゆるグラーヴと呼ばれる小石混じりの砂利質土壌に、白用品種が10Ha粘土石灰質土壌に作付けされています。赤用品種はギヨー・ダブル仕立てで、白用品種はコルドン仕立ても併用して、植樹率8000本/Haで栽培しています。樹齢は30年から50年以上で、若いブドウ(とはいえ30年以上のものもあります)はセカンドのラベイユ・ド・フューザルで使用します。年ごとにブドウの状況をみながら栽培や収穫の方法を調整し、収穫は全て手摘み。基本的に赤は除梗を行い、白は行いません。常に最良を目指し、チャレンジ精神とアイデアに満ちたステファン・カリエ氏。現在はラベイユ・ド・フューザルをセカンドとしての位置づけでなく、シャトー・ド・フューザルとは独立したもう一つのテロワールの表現として確立すべく新しい挑戦を行っています。
シャトー・ド・フューザルの歴史にさらなる輝きを
2011年、大改修が行われさらに美しさに磨きをかけたシャトー・ド・フューザル。醸造所も最新設備に変わりました。醗酵タンクには木樽、ステンレス、コンクリートを併用。区画や品種、ブドウの状態によって使い分けます。熟成には全てバリックを使用。長期熟成に向く高品質なワインとなります。伝統に裏付けされた畑のポテンシャルと、惜しみない設備投資・技術革新による安定感。ステファン・カリエ氏の情熱と洞察力・判断力は、格式高いシャトー・ド・フューザルの歴史にさらに輝きを与え、今まで以上の素晴らしいワインを私たちに提供してくれることに間違いはないでしょう。もともとペサック・レオニャンのワインはボルドー市街から近いこともあり地元で愛されていますが、その中でもラベイユ・ド・フューザルの人気は高く、ワインショップやレストランでのオンリスト率が高いことから抜群の知名度を誇っています。