伝説的なシンデレラワインを手がける
シャトー・ヴァランドロー
現代のサン・テミリオンを牽引した人物の一人、テュヌヴァン氏が所有する、素晴らしくリッチで凝縮度の高いワインを造り、早くから成功を収めてきたまさにシンデレラ・ワインの代表格「シャトー・ヴァランドロー」のセカンドワイン。シャトー・ヴァランドローはジャン・リュック・テュヌヴァン夫妻により、1989年にサン・テミリオンの谷に設立。2012年にサン・テミリオン第一特別級Bに昇格。驚異的なスピードでトップワインに登りつめたシンデレラワインです。
格下げしても良いワインを造りたい
テュヌヴァン氏はワインビジネスにおける経験をいかし、また、コンサルタントに、ポムロールの「ル・パン」と同様ミシェル・ロラン氏を迎えたことで、初ヴィンテージ1991年以来、生み出されるワインは高い評価を受け、驚異的なスピードでトップワインに比肩するまでのシャトーに築き上げました。
研究熱心なテュヌヴァン氏は、2000年にブドウ畑の一部(2ha)にビニールシートを敷いて、雨水を排除してブドウを育て始めました。このやり方は、フランスワイン醸造法では認められない為、この畑から作られたワインは格下げせざるをえませんでした。しかし、格下げしても良いワインを造りたいというテュヌヴァン氏のワインに対する情熱が伝わるエピソードです。
畑も拡張した現在でも、テュヌヴァン氏の厳格な栽培と醸造は変わることなく、遂に2012年のサン・テミリオン格付けにて第一特別級Bに昇格を果たしました。そのヴァランドローのセカンドワインがこちらのヴィルジニー・ド・ヴァランドロー。ワイン名は、テュヌヴァン夫妻の娘の名前がつけられています。
Information | |
テュヌバン氏の一人娘の名前が付けられたワイン「ヴィルジニー・ド・ヴァランドロー」。ファースト・ヴィンテージは1991年で、ヴァランドローのセカンド・ワイン的な存在としてリリースされていましたが、1997年以降は独立したキュヴェとしてリリースされています。色は濃いルビー色で黒系果実のアロマと甘さも感じるタンニンは柔らかくふっくらした印象です。サンテミリオンらしいミディアム・ボディのワインです。 | |
生産地 | フランス ボルドー地方 サン・テミリオン地区 |
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商品名 | ヴィルジニー・ド・ヴァランドロー |
作り手 | シャトー・ヴァランドロー |
格付・認証 | AOC サン・テミリオン |
生産年 | 2014年 |
色 | 赤 |
内容量 | 750ml |
本数 | 1本 |
味わい | フルボディ |
ブドウ品種 | メルロー 65%、カベルネ・フラン 30%、カベルネ・ソーヴィニヨン 2.5%、マルベック 2.5% |
ガイドブック | パーカー・ポイント (90-92)点 |
飲み頃 | 今~2025年 |
飲み頃温度 | 16℃~18℃ |
推奨保存環境 | 温度=10℃~16℃、湿度=70%~75% |
備考 | においが強いものと一緒にせず、振動は避けるように保管して下さい。 |