シャトー・シャス・スプリーン[2014]ボルドームーリ=ザン=メドック赤750mlACMoulis-en-Medoc[ChateauChasse-Spleen]フランス赤ワイン
シャトー・シャス・スプリーン[2014]ボルドームーリ=ザン=メドック赤750mlACMoulis-en-Medoc[ChateauChasse-Spleen]フランス赤ワイン
シャトー・シャス・スプリーン[2014]ボルドームーリ=ザン=メドック赤750mlACMoulis-en-Medoc[ChateauChasse-Spleen]フランス赤ワイン

シャトー・シャス・スプリーン[2014]ボルドー ムーリ=ザン=メドック 赤 750ml AC Moulis-en-Medoc[Chateau Chasse-Spleen]フランス 赤ワイン

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シャス・スプリーン Chateau Chasse-Spleen

豊富なタンニンと濃厚な果実の味わい

シャス・スプリーンは傑出したシャトーである。過去30年にわたって一貫して上質なワインを生産し、その中ではメドックのトップ格付けシャトーに匹敵する出来だったこともしばしばあります。貧弱で凡庸なヴィンテージでさえ、そのワインは突出した深みのあるルビー色や、プラムのような熟したブーケ、豊かさと丸みのあるしっかりとした風味で特徴づけられています。

文句なしにボルドーを代表するトップシャトー

シャトー・シャス・スプリーンは、1560年にグレシエールがワイン生産を始めて400年以上の歴史を誇ります。シャトー名は、200年間にわたり「グレシエール」と呼ばれ、1820年頃は「グラン・プジョー」と呼称していたと言われています。相続問題でグレシエールと妹のカスタン夫人の2人に分けられ、カスタン夫人が相続した畑が、後のシャトー・シャス・スプリーンとなります。カスタン家は、1909年までシャトー・シャス・スプリーンを所有しますが、ブレームのドイツ人ワイン商社のセニッツに売却します。この会社の顧客に広く知られるようになった影響で、このワインの品質はヨーロッパで評判となっていっていきました。その後、第一次大戦後には敵国であったドイツ人所有シャトーであった関係からフランス政府に没収され、ラハリ家が競落します。その後1976年、ボルドーの大手ネゴシアン、タイヤングループにお買収されます。取締役のジャック・メルローはシャトーの運営に関することなどを見直し、その結果、いっそうひらめきのあるワインが生まれ、1980年代の終わりには文句なしにボルドーを代表するトップシャトーとなります。

憂鬱を追い払うワイン

シャトー名のシャス・スプリーンとは、フランスの有名な詩人シャルル・ボードレールが詠んだ「スプリーン」という題の詩からとったものだと言う説と、1821年にこのシャトーを訪れた英国の詩人にてワイン愛好家のロード・ビロン(バイロン)が、「憂鬱を取り除くには、このワイン以上のものはない」と語ったという説の二つがあります。一般的にフランス語で「spleen(憂鬱)をchasse(追い払う)=憂いを払う」と言う意味に解されているようです。

並はずれた多様性を持つテロワール

4区画からなる畑はマルゴーの北西、サン・ジュリアンとの間、メドックからポイヤックに抜けるシャトー街道沿いのムーリに55ha以上にわたって広がっています。ムーリはメドックで最も小さいアペラシオンですが、並はずれた多様性を持つテロワールがあります。ピレネー山脈とガロンヌ河由来の砂礫だけで構成された土壌は主として深い砂利質土壌で、平均樹齢が30年という多くの老木を誇ります。厚い砂礫の層に植えられたカベルネ・ソーヴィニヨンからはフレッシュさとミネラル感が、粘土が石灰岩を覆う土壌で育ったメルロからはまろやかさと口当たりの優しさがそれぞれ感じられます。

格付けシャトー並みのクオリティのワインを生産

このシャトーの特筆すべき点は一貫して上質なワインを生産する点です。理由としては非常に伝統的な方法を今も忠実に守る事、非常にエレガントなセラーで熟成されるワインの完壁な醸造などです。またメドックでもごく少数の、マロラクティック発酵の後も瓶詰めの前も濾過をしないシャトーです。現代技術に対する唯一の進歩は、ブドウの収穫の一部を機械で行うようになったことだけです。セカンド・ワイン「レルミタージ・ドゥ・シャス・スプリーン」の導入、熟成用のオークの新樽使用率の引き上げ(50%)、細部に至るまでの完璧な配慮など、クレール・ヴィラールのもとでの進歩は明らかです。いままではシャス・スプリーンが過小評価されていましたが、世界が格付けシャトー並みのクオリティと気づいたため、価格は急騰しています。それでは10年以上熟成のヴィンテージも控えめな価格で味わえる稀有なワインであるのは間違いないです。
漫画『神の雫』では「ペガサスに乗って旅をするイメージ」と紹介され、日本での知名度も一気に上昇しました。

Information
セリーヌ・ヴィラール・フーベ女史所有格付けに匹敵するムーリス地区を代表する銘シャトー。評価の高いまもなく飲み頃2014年。
生産地 フランス ボルドー地方 メドック地区 ムーリ=ザン=メドック
商品名 シャトー・シャス・スプリーン
作り手 Chateau Chasse-Spleen
格付・認証 AC ムーリ=ザン=メドック Moulis-en-Medoc
生産年 2014年
内容量 750ml
本数 1本
味わい フルボディ
ブドウ品種 メルロ 50%、カベルネ・ソーヴィニョン 45%、プティ・ヴェルド 5%
ガイドブック --
飲み頃 今~
飲み頃温度 16℃~18℃
推奨保存環境 温度=10℃~16℃、湿度=70%~75%
備考 においが強いものと一緒にせず、振動は避けるように保管して下さい。