埋もれた造り手を世に出す
最高の舌を持つ造り手のネゴシアン
ワインを買いつけてエルバージュ
ドメーヌ・クロード・デュガのネゴシアン部門として話題のラ・ジブリオット。長女のレティシアと長男のベルトランが2002年に立ち上げた。近年、ブルゴーニュのドメーヌがネゴシアンを始めるケースは多いが、その品質はまちまち。最高峰のデュガとあれば、内容は保証されている。
クロードが父モーリスと一心同体で働いてきたのと同じく、次女ジャンヌを含む3人の子供たちも、クロードと共に、小さなころから働いてきた。「畑仕事が第一」という大方針は骨身にしみている。買い付けるのはブドウではなくワインだ。ベルトランが狙いを語る。
「ジュブレ・シャンベルタンには、いいワインを造っていても埋もれている造り手が多い。同じ村だから、どんな畑仕事をしているかはわかる。彼らを世に送り出したいから、ネゴシアンを始めたんだ。」
ドメーヌの将来を背負う次世代の仕事
3人の子供たちの仕事ぶりを味わえる
クロードは子どもたちに任せているが、助言は与えている。最高の舌を持つ造り手たちが認めるワインは、ドメーヌ物よりお手ごろな価格で、掘り出し物の宝庫だ。
ワインの熟成はラ・ジブリオットのカーヴで行われる。デュガと同じ細心の注意を払って、エルバージュ(育成)されている。2007年にオスピス・ド・ボーヌで落札したマジ・シャンベルタン・マドレーヌ・コリニョンとポマール・スザンヌ・ショードロンは大きな話題になった。
ドメーヌではレティシアが畑、ベルトランが醸造というおおまかな担当はあるが、子供たち全員がすべての仕事に携わっている。いずれはドメーヌの将来を背負う次世代の仕事ぶりがいち早く味わえるのがジブリオットだ。
Information | |
若いうちは仄かな還元香が感じられるが、心地よくフレッシュで生き生きとしたエネルギーに満ちた凝縮感のある美味な味わいのミディアムボディ。豊満でふくよかなミッドパレットに、素晴らしい深みと余韻の長い後味は、レジョナル・ワインとしてはトップレベル。お勧め度の高い最高のバリューワイン。 | |
生産地 | フランス ブルゴーニュ地方 コート・ド・ニュイ地区 |
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商品名 | ブルゴーニュ・ルージュ ピノ・ノワール |
作り手 | ラ・ジブリヨット(ジブリオット) |
格付・認証 | A.C. ブルゴーニュ・ルージュ |
生産年 | 2015年 |
色 | 赤 |
内容量 | 750ml |
本数 | 1本 |
味わい | フルボディ |
ブドウ品種 | ピノ・ノワール 100% |
ガイドブック | -- |
飲み頃 | 今~ |
飲み頃温度 | 16℃~18℃ |
推奨保存環境 | 温度=10℃~16℃、湿度=70%~75% |
備考 | においが強いものと一緒にせず、振動は避けるように保管して下さい。 |