
ファルネーゼ Farnese
辛口評価で知られるルカ マローニ「グイダ デイ ヴィニ イタリアーニ」で2005、2006、2007年度版と3年連続で、また2012、2013、2015、2016年度版でも、ファルネーゼが2,500余りもの生産者の中からトップに選出されています。
ファルネーゼは、1994年に設立されました。ファルネーゼの名前は、16世紀にオーストリアの王女マルゲリータが、ファルネーゼ家の王子と結婚し、この土地でワイン造りを奨励したことに因んでいます。


最新技術と伝統的な手法でコストパフォーマンスに優れたワインを産出
自家所有畑は、モーロ川渓谷の北側の斜面に位置し、それは太陽の恵みを受けるために最高の条件であることを意味しています。そして高度約3,000m、海から18マイルのところにあるマイエッラ山脈は、高品質のワインを産み出すために理想的なミクロクリマを産み出します。また、買い葡萄は、農家と5年単位で契約。量で買い取るのでなく、4、5月にアグロノミストが畑を回り、良い畑をha単位で買い取ります。1軒当たり平均1~3haで大きくないため、量より質を重視した栽培が出来、収穫も良いタイミングで短期間で終える事が出来ます。24時間以内に、収穫した葡萄を醸造出来る体制にしています。ファルネーゼは、収穫量を制限し最新技術と伝統的な手法をうまく組み合わせ、コストパフォーマンスに優れたワインを産出しています。例えば、全ての樽のラックにはローラーが付いており、1ヶ月に1回樽を回してバトナージュと同じ効果を得ています。ワインは、数々のワインコンクールで高く評価され、国際的にその名を知られています。
また、カンパーニャのヴェゼーヴォ、シチリアのヴィニエティ ザブ、バジリカータのヴィニエティ デル ヴルトゥーレ、プーリアのヴィニエティ デル サレントをグループ傘下に収め、フィリッポ バッカラーロを軸に、技術や情報を共有して、素晴らしいワインを造っています。いずれのワインもそれぞれの名前で出荷されています。



Information | |
サンジョヴェーゼは、イタリアで最も広く栽培され、特に中央イタリアで多彩なワインを生み出す葡萄品種です。畑は、キエーティのオルトーナ、サン サルヴォ等にあります。100%除梗します。ワインは最初の4日間は5度で低温マセラシオン。その後、温度をあげ、27度にコントロールしながら8日間、天然酵母でアルコール発酵させます。熟成は最初の1ヶ月はバリックの新樽に入れ、ワインに複雑さが出るようにします。その後、2ヶ月ステンレスタンクで熟成させます。濃いガーネット、甘く新鮮な赤い果実やブラックオリーブの香り、タップリの果実味とボリュームがあります。この価格帯のワインとはとても思えません。スタンダードクラスではありますが、品質に満足しなければ造りません。 | |
生産地 | イタリア アブルッツォ州 |
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商品名 | ファンティーニ サンジョヴェーゼ テッレ ディ キエティ |
作り手 | ファルネーゼ |
格付・認証 | I.G.T. |
生産年 | 2020年 |
色 | 赤 |
内容量 | 750ml |
本数 | 1本 |
味わい | ミディアムボディ |
ブドウ品種 | サンジョヴェーゼ 100% |
ガイドブック | -- |
飲み頃 | 今~ |
飲み頃温度 | 16℃~18℃ |
推奨保存環境 | 温度=10℃~16℃、湿度=70%~75% |
備考 | においが強いものと一緒にせず、振動は避けるように保管して下さい。 |