コルテ・デイ・パーピ Corte dei Papi
ローマの東に位置する1980年設立の家族経営ワイナリー
ワイン造りは全て20haの自社畑で行っています。ローマの伝統・文化から生まれる味わいを大切に、現代の醸造技術を融合させ高品質ワインを製造することポリシーとしております。2008年ラッツィオ州で始めてD.O.C.G.に昇格した赤ワイン,チェザネーゼ・デル・ピーリオD.O.C.G.の主要品種「チェザネーゼ」を中心に栽培。このおよそ100haのD.O.C.G.産地の中でもコルテ・デイ・パーピは25haと全体の1/4にあたる面積を有しており、一番大きな規模をほこります。品質においても高い評価を受けています。
ボルドーで学び、ブルゴーニュで研究
マスター・オブ・エノロジー(Universita Cattolica del Sacro Cuore in Piacenzaにて)を取得している、専属エノロゴのロレンツォ氏。瓶詰め当初からの契約で、今年で6年目になります。現在、他ワイナリーとの契約はない、とのことです。
【経歴】
ボルドー大学、醸造学科卒業後。1992-1993年の2年間をブルゴーニュ、コート・ドールで修行しました。ドメーヌ・ルフーレヴ/ピュリニー・モンラッシェでは、白ワインを研究を行い、ドメーヌ・トロ・ボー/ショレイ・レ・ボーヌにて赤ワインを中心に研究しました。基本、畑作業を徹底的に学んでいます。特に、剪定、収穫、醸造。シュール・リーによる品質向上の研究に力を入れました。2000年から、コンサルタント業を開始しました。
ワイナリーが彼を醸造家に選んだ理由は…
チェザネーゼ種を一番良く知り尽くしている人で信頼できるから、との事です。トスカーナ出身者で、地ブドウの研究をしており、現在ではチェザネーゼを彼の研究の主とし、その可能性を信じ、心からチェザネーゼ種を愛している、からとの理由でした。
Information | |
やや深い赤色。ラズベリー、ブルーベリーやブラックチェリーに花や丁子、黒胡椒、松のニュアンスと豊かで複雑。濃厚で樽の風味が調和。柔らかくしなやかな酸と旨味がありエレガント。醗酵:ステンレス・タンク(25-28℃に温度管理されたタンクで定期的にポンピングオーバーとディレスタージュを行いながら18-24日間)/主醗酵後、ステンレス・タンクにてマロ・ラクティック醗酵 熟成:オーク樽 16-18カ月(225L、新樽比率30%) | |
生産地 | イタリア ラツィオ州 |
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商品名 | サン・マーニョ チェザネーゼ・デル・ピーリオ |
作り手 | コルテ・デイ・パーピ |
格付・認証 | チェザネーゼ・デル・ピーリオ D.O.C.G. |
生産年 | 2017年 |
色 | 赤 |
内容量 | 750ml |
本数 | 1本 |
味わい | フルボディ |
ブドウ品種 | チェザネーゼ・ダッフィーレ 85%、チェザネーゼ・コムーネ 15% |
ガイドブック | -- |
飲み頃 | 今~ |
飲み頃温度 | 16℃~18℃ |
推奨保存環境 | 温度=10℃~16℃、湿度=70%~75% |
備考 | においが強いものと一緒にせず、振動は避けるように保管して下さい。 |