ガヤ[1994]バルバレスコ赤750mlGAJA[BARBARESCO]イタリアピエモンテ
ガヤ[1994]バルバレスコ赤750mlGAJA[BARBARESCO]イタリアピエモンテ

ガヤ[1994]バルバレスコ 赤 750ml GAJA [BARBARESCO]イタリア ピエモンテ

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イタリアワインの生産者の中でも、世界一有名といっても過言でもなくトップに君臨するイタリアワインの王様「ガヤ(ガイア・ガイヤ)」。

ガヤの歴史は、17世紀半ばにさかのぼります。
初代のジョヴァンニ・ガヤ氏がスペインのカタルーニャ地方から17世紀にイタリア北部・ピエモンテ州のランゲ地方の小さな村、「バルバレスコ」に移住。その後1859年にバルバレスコ村に設立された後、代々続く家族経営のワイナリーです。3代目、アンジェロ氏の父にあたるジョヴァンニ氏の代に、現在もガヤのフラッグシップである、バルバレスコが高い評価を受けたことによってイタリアワイン界のトップとしての地位を確立します。
ガヤがイタリアワイン界のトップ生産者として、世界的に有名そして人気になったのは、4代目の現当主の「アンジェロ・ガヤ」氏の代になってからです。アンジェロ氏は、前代の父ジョヴァンニ氏が購入したバルバレスコの単一畑「コスタ・ルッシ」、「ソリ・サン・ロレンツォ」、「ソリ・ティルディン」を含む素晴らしい畑と一緒に代々続いてきたガヤ家の伝統を上手く引き継ぎながら、イタリアワイン界に様々な革命を起こしていきます。

小さな区画毎に徹底した栽培管理

その中でも代表的なのが、今やイタリア高級ワイン界では当たり前となっている「単一畑のワインの生産」と「フレンチオークを使ったバリック熟成」の導入です。
アンジェロ氏は、バルバレスコ・バローロにある最高の区画からブルゴーニュのグラン・クリュ、プルミエ・クリュのワインように、単一畑のワインを造り始めます。1995年までD.O.C.G.として出荷していたバルバレスコとバローロをD.O.C.ランゲとして出荷を開始します。その変更は、決して質を落とすというものではなく、D.O.C.はD.O.C.G.より質が劣るというものではく、ただ区画が異なるだけにすぎず、その土地のテロワールを表現するというガヤ独自の考えに基づいています。
そしてバルバレスコ最高の区画から単一畑と3種類の単一畑を、バローロでは「コンテイザ」「スペルス」という2種類の単一畑キュヴェをリリースします。ブルゴーニュのグラン・クリュ、プルミエ・クリュのようなガヤの単一畑のワインは世界中で大人気となり、大変高い評判を得ました。

昔ながらにこだわった醸造法

また、ピエモンテでは大樽を使った熟成が伝統的に行われていましたが、小樽でのバリック熟成を取り入れ、試行錯誤の末、軽めの抽出でもネッビオーロの良さを引き出すとともに、タンニンも程よいワインを仕上げる様になります。今でこそ多くの生産者がこういった醸造過程でワインを造っていますが、大きな樽で自然に任せて発酵させていた当時としては革新的であり、ガヤが革新的なネッビオーロのワインを造り始めたことは、ピエモンテ全体に大きな変化をもたらしたのです。
その他にもフランス系のブドウ品種「カベルネ・ソーヴィニヨン」や「シャルドネ」の栽培をして自社ワインの品質を向上させるなど、常に新しいワイン造りの道を研究し続けているのです。
そんな「GAJA」~ガヤ~(ガイヤ)はイタリアを代表するワイン評価ガイド「ガンベロ・ロッソ」でも何度も最高評価を獲得。このように世界的にも成功を収めた「GAJA」~ガヤ~(ガイヤ)は、ピエモンテだけにとどまらずに、1990年代以降新しいワインの可能性を求めて、トスカーナ州のモンタルチーノ地区やサッシカイアと同じタイプの土壌のボルゲリ地区でもワインを生産しています。

GAJAのフラッグシップワイン

1859年にガヤ・ファミリーがバルバレスコにワイナリーを創設して以来、造り続けているワインであり、「アンジェロ・ガヤ」氏本人も「GAJAのフラッグシップワインはこれだけである」と語っています。
1996年ヴィンテージからは単一畑がD.O.C.ランゲに格下げされたことにより、今ではガヤが造る唯一のD.O.C.G.バルバレスコです。
このD.O.C.G.バルバレスコは、ガヤが所有している14区画ある畑から、それぞれ収穫されたネッビオーロ100%のブドウを別々に醸し、緻密にブレンドして造られておいます。現当主「アンジェロ・ガヤ」氏も伝統的でもモダンでもない、これぞガヤスタイルと言っています。
ちなみにD.O.C.ランゲの単一畑シリーズには、5%のバルベーラがブレンドされています。また、このD.O.C.G.バルバレスコと、単一畑シリーズのワインコルクには、通常よりも長い6cmのコルクが使われているのも特徴的です。

Information
このD.O.C.G.バルバレスコは、ガヤが所有している14区画ある畑から、それぞれ収穫されたネッビオーロ100%のブドウを別々に醸し、緻密にブレンドして造られておいます。現当主「アンジェロ・ガヤ」氏も伝統的でもモダンでもない、これぞガヤスタイルと言っています。ちなみにD.O.C.ランゲの単一畑シリーズには、5%のバルベーラがブレンドされています。バラやスミレ、トリュフなどの美しく華やかな香りに引き締まった酸を感じられ、ネッビオーロ100%のD.O.C.G.バルバレスコの美しさを表現しています。
生産地 イタリア ピエモンテ州 バルバレスコ
商品名 バルバレスコ
作り手 ガヤ
格付・認証 バルバレスコ D.O.C.G.
生産年 1994年
内容量 750ml
本数 1本
味わい フルボディ
ブドウ品種 ネッビオーロ 100%
ガイドブック --
飲み頃
飲み頃温度 16℃~18℃
推奨保存環境 温度=10℃~16℃、湿度=70%~75%
備考 においが強いものと一緒にせず、振動は避けるように保管して下さい。