ジュスト・ディ・ノートリ[2012]アジィエンダ・アグリコーラ・トゥア・リータ赤750mlAziendaAgricolaTuaRita[GiustodiNotri]
ジュスト・ディ・ノートリ[2012]アジィエンダ・アグリコーラ・トゥア・リータ赤750mlAziendaAgricolaTuaRita[GiustodiNotri]

ジュスト・ディ・ノートリ[2012]アジィエンダ・アグリコーラ・トゥア・リータ 赤 750ml Azienda Agricola Tua Rita[Giusto di Notri]

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Information
プルーンや桑の実など数えきれない果実風味の香りとボリューミーな味わいが鉄分のニュアンスと溶け合う。きめ細やかで密なビロード的タンニンもまさに秀逸。醗酵:オーク樽にてマセラシオン醗酵 約21日間(CS20日、M25日、CF25日)/22℃からゆっくり上げ、最高温度は26℃まで/主醗酵後、オーク樽にてマロ・ラクティック醗酵   熟成:オーク樽熟成 18?19カ月間(225L、新樽70%、1年使用30%)瓶熟:約6カ月。ワイン名【ノートリ(Notri)】はTuaRitaのある場所名、住所Loc.Notriから由来。
生産地 イタリア トスカーナ州
商品名 ジュスト・ディ・ノートリ
作り手 アジィエンダ・アグリコーラ・トゥア・リータ
格付・認証 トスカーナ I.G.T.
生産年 2012年
内容量 750ml
本数 1本
味わい フルボディ
ブドウ品種 カベルネ・ソーヴィニヨン 60%、メルロー 30%、カベルネ・フラン 10%
ガイドブック パーカー・ポイント 93点
飲み頃 今~2025年
飲み頃温度 16℃~18℃
推奨保存環境 温度=10℃~16℃、湿度=70%~75%
備考 においが強いものと一緒にせず、振動は避けるように保管して下さい。

大地を愛し、天に愛され、情熱を注ぐ
土いじりをこよなく愛する男が家族とこの土地に出会い
いつしかその孤高なる想いは 唯一無二のワインを産み出した

2大ワインガイドで初めて、100点を獲得したイタリアワインの生産者

ヴィルジリオとリータ夫妻が、全国的に全く無名であったトスカーナ州、スヴェレートの地に畑を購入したのは1984年のことでした。運命に導かれたのか、購入した土地がワイン造りにおいて尋常ではないポテンシャルを持っていることに気がついたのはその後のこと。
1988年に植樹し、1992年に初めて瓶詰めしたワインをリリースしてから僅か6ヴィンテージ目でトゥア・リータのフラッグシップ、レディガフィはワイン・スペクテイター100点を獲得するという快挙を成し遂げます。さらに2000年のレディガフィは、ワイン・アドヴォケイトで100点を獲得。イタリアワイン界で2大ワイン評価誌において100点を獲得したワインは「レディガフィ」のみという奇跡でした。
しかし、この家族経営の小さな醸造所はワインガイドの評価に左右されず、妥協を許さない飽くなきワインの品質への追求・挑戦を続け、トップ生産者としての地位をゆるぎないものとしました。

大地を愛し、天に愛される人

その話題性から、ワインの評点や醸造家などが評価されがちですが、品質の根底を支えているのは人でした。
オーナーのヴィルジリオ・ビスティ氏は趣味が高じて始めたブドウ栽培を、いつしか「どうせやるなら、世界レベルのワインを造りたい。」と思うようになります。何より農作業を愛した彼は、まるでわが子を愛でるかのように日々ブドウの手入れをしていました。 2010年にビスティ氏は亡くなりましたが、その心は次世代へ引き継がれています。全てはブドウの品質で決まるワイン。トゥア・リータのワインは人の愛情で育まれたブドウから作られています。。

オーナー、リータ・トゥア氏お気に入りの絵画

印象的な世界観を持つラベルデザインはリータ・トゥア氏お気に入りの絵画を引用しておりワイン名にもそれぞれ住んでいる土地への愛着が感じられます。ラベルを描いたのは画家のRaffaele De Rosaラファエッレ・デ・ローザ氏でギリシャ神話に出てくるDion?sos(ディオニソス)です。ディオニソスはワイン、泥酔、快楽、喜びの神として知られています。後にローマ神話ではバッカスと呼ばれています。現オーナーのリータ・トゥア氏がラファエッレ・デ・ローザ氏の絵が好きで1989年以降、彼の絵を購入し始め現在で数枚を所有。ワインが出来る前よりラベルにしたいと決めていたそうです。

世界トップレベルの畑の手入れ

トゥア・リータのワイン造りは全て畑に現れています。
機械の手を借りずに手入れされた畑はまさに完璧。手間は非常にかかりますが、完璧に管理された畑から収穫できるブドウはまさに理想的な状態となります。
植樹率は8,000~9,000本/haと、やや多いといった程度。
畑をいつも管理しているのは15~18人なので、1人当たり約2haの畑を徹底的に管理していることになります。
高い評価にあぐらをかくことなく、基本的ながら重要なポイントにどの生産者よりも徹底してこだわる。トゥア・リータのワインが年々進化する秘密がここにあります。

トゥア・リータにしか存在しない特殊なテロワール

スヴェレートはトスカーナでも特殊な微小気候が存在します。その特徴は気候がとても安定していること。また、このトゥア・リータの所有する畑の中には、世界的に見ても類の無い特殊な条件を備えた土壌が存在します。
これはスヴェレートという地区の中でも、トゥア・リータの所有する畑だけに見られる条件であり、隣接するワイナリーにも存在しません。トゥア・リータの畑の中でもこの特殊な土壌はその一部に限られており、少し区画が変わると全く土質が異なるため、そこからは偉大なワインは生まれません。
トゥアリータを特別な造り手と定義される「圧倒的な余韻」はこの唯一無二のテロワールから生み出されるのです。

トゥア・リータの畑で見られる大理石について

リグーリア州に程近いトスカーナ北部、海に近いカッラーラ(Cararra)から出る大理石は、現在でも最高とされ、真っ白でイタリアの古い建築物やミケランジェロなど多数の有名アーティストも彫像などに使っていました。
大理石は、石灰岩が変成作用で塊となった結晶質の岩です。という事は、大理石が出る場所周辺は、石灰質という可能性が高い事になります。トゥア・リータの畑でも大理石を見る事ができ、石灰を多く含む土壌となっております。