ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ・レイニーナ[2007]ガヤ-ピエヴェ・サンタ・レスティトゥータ赤750mlGAJA-PieveSantaRestituta[BrunellodiMontalcinoRennina]
ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ・レイニーナ[2007]ガヤ-ピエヴェ・サンタ・レスティトゥータ赤750mlGAJA-PieveSantaRestituta[BrunellodiMontalcinoRennina]

ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ・レイニーナ[2007]ガヤ-ピエヴェ・サンタ・レスティトゥータ 赤 750ml GAJA-Pieve Santa Restituta[Brunello di Montalcino Rennina]

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Information
このブルネッロ・ディ・モンタルチーノ・レイニーナ、2007年ヴィンテージはパーカー・ポイント94点。ブドウはレスティトゥータ教会を囲む、「サント ピエトロ Santo Pietro(イエスに仕える弟子 サンピエトロ)」、「カスターニョ Castagno(栗)」、「ピアン・デイ・チェッリ Pian dei Cerri(トルコオークの平原)」という3つ区画からブレンドして造られています。非常にやせた土壌は、ティレニア海から運ばれてきた石灰質の大きな岩が転がっており、その土壌がワインに豊富なミネラルを与えます。3つの区画のテロワールの違いにより、バランスの良いふくよかな印象のワインが出来上がります。香りはプラム、レッドチェリーの美しいアロマを感じさせます。凝縮された色あい、チェリーや森の果実、アロマティックなハーブとジュニパー等の、表現力豊かなアロマ、チョコレート、エキゾチックなスパイスも感じられ、酸味とリッチなストラクチャーとミネラルが混ざり合ったしっかりとした果実味が、口に含んだ瞬間から広がり、余韻が暖かく包み込むような、まさにテロワールと太陽の恩恵を受けた光のワインといえるでしょう。ワイン・スペクテイターでも出荷するたび90点以上を獲得するという、バランスに優れたキュヴェ、ブルネッロ・ディ・モンタルチーノの傑作をぜひ!
生産地 イタリア トスカーナ州
商品名 ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ・レイニーナ
作り手 ピエヴェ・サンタ・レスティトゥータ「GAJA」~ガヤ~(ガイヤ)
格付・認証 ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ D.O.C.G.
生産年 2007年
内容量 750ml
本数 1本
味わい フルボディ
ブドウ品種 ネッビオーロ 100%
ガイドブック パーカー・ポイント 94点
飲み頃 今~2027年
飲み頃温度 16℃~18℃
推奨保存環境 温度=10℃~16℃、湿度=70%~75%
備考 においが強いものと一緒にせず、振動は避けるように保管して下さい。

イタリアワインの王様、ガヤ(GAJA)がトスカーナで造る究極のブルネッロ・ディ・モンタルチーノ

ピエヴェ・サンタ・レスティトゥータとは1994年、イタリアワイン界のトップといっても過言ではない「GAJA」~ガヤ~がピエモンテ以外の土地で、初めてトスカーナ州モンタルチーノ地区に手に入れたワイナリーの名前です。そもそも「GAJA」~ガヤ~とは、初代のジョヴァンニ・ガヤ氏がスペインのカタルーニャ地方から17世紀にイタリア北部・ピエモンテ州のランゲ地方の小さな村、「バルバレスコ」に移住。その後1859年にバルバレスコ村に設立された後、代々続く家族経営のワイナリーでした。
そんな「GAJA」~ガヤ~がイタリアワイン界をのトップ生産者として、世界的に有名になったのは、5代目の現当主の「アンジェロ・ガヤ」氏の代になってからです。アンジェロ氏、前代の父ジョヴァンニ氏が購入したバルバレスコの単一畑「コスタ・ルッシ」、「ソリ・サン・ロレンツォ」、「ソリ・ティルディン」を含む素晴らしいをと一緒に代々続いてきたガヤ家の伝統を上手く引き継ぎながら、イタリアワイン界に様々な革命を起こしていきます。その中でも代表的なのが、今やイタリア高級ワイン界では当たり前となっている「フレンチオークを使ったバリック熟成」の導入です。バルバレスコでは大樽を使った熟成が伝統的に行われていましたが、この小樽でのバリック熟成を取り入れ、試行錯誤の末、軽めの抽出でもネッビオーロの良さを引き出すとともに、タンニンも程よいワインを仕上げる様になります。その他にもフランス系のブドウ品種「カベルネ・ソーヴィニヨン」や「シャルドネ」の栽培をして自社ワインの品質を向上させるなど、常に新しいワイン造りの道を研究し続けているのです。
そんな「GAJA」~ガヤ~(ガイヤ)はイタリアを代表するワイン評価ガイド「ガンベロ・ロッソ」でも何度も最高評価を獲得しています。このようにイタリア国内はもちろんの事、世界的にも成功を収めた「GAJA」~ガヤ~(ガイヤ)が、ピエモンテだけにとどまらずに、新しいワインの可能性を求めて向かったのが、トスカーナ州のモンタルチーノ地区です。

サンジョヴェーゼを、最もよく表現し得るワイン

1994年、「GAJA」~ガヤ~(ガイヤ)はこのモンタルチーノで初めて畑を購入します。
彼が5年以上の歳月を捧げ、ありとあらゆる情報を使って選び手に入れた、最高のテロワールの土地、それが「ピエヴェ・サンタ・レスティトゥータ」のブルネッロ・ディ・モンタルチーノです。アンジェロ・ガヤ氏曰く、このブルネッロ・ディ・モンタルチーノが「イタリアで最もメジャーな品種であるサンジョヴェーゼを、最もよく表現し得るワイン」だったそうです。ピエヴェとは教区教会のこと。その名の通り、過去には教会が中心となってブドウづくりをし、1547年の土地目録に名前が記されているほど古く、カトリックの総本山であるあのヴァチカン市国にもワインを納めていた由緒ある畑です。それまでのピエヴェ・サンタ・レスティトゥータは1994年に「GAJA」~ガヤ~(ガイヤ)に購入されるまでは、1972年から個人が所有しており、年間の生産本数は3000本程度と少量だったそうです。

~ガヤ~がピエモンテにおいても
得意とする真髄

ピエヴェ・サンタ・レスティトゥータではスタンダードなブルネッロ・ディ・モンタルチーノに加え、3つの区画のブドウをブレンドして造られるレイニーナ、そして上級キュヴェの単一畑スガリーレイを生産しています。このレイニーナとスガリーレイの畑モンタルチーノの南西部に位置しています。ここはブルネッロ・ディ・モンタルチーノのトップとも言われている「カーゼ・バッセ」が造る、スーパートスカーナ「ソルデラ」の畑の隣という、モンタルチーノでも最高のテロワールの区画なのです。
このように、すぐれた畑「ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ」を所有しながらも、さらにその中の区画ごとにワインを造り分けるという、まさにブルゴーニュのワイン造りのようであり、「GAJA」~ガヤ~(ガイヤ)がピエモンテにおいても得意とする真髄がここモンタルチーノにも表れています。(ピエモンテではあえて3つの単一畑「コスタ・ルッシ」、「ソリ・サン・ロレンツォ」、「ソリ・ティルディン」をバルバレスコD.O.C.Gとせずに、上級キュヴェでありながらランゲD.O.C.に格下げして出荷し、フラッグシップである「バルバレスコD.O.C.G」を14区画の畑のブドウをブレンドして出荷するなどしています。)
ピエヴェ・サンタ・レスティトゥータの畑は16ヘクタール程で、3つの区画の土壌は粘土質と石灰質、残りの1つの区画はアルベレーゼ(石灰岩)とガレストロ(泥灰岩)が混じりあった土壌となっています。ブドウの平均樹齢は25年ほどです。ブドウはそれぞれの区画ごとに丁寧に収穫されたのち、区画ごとに大型のステンレスタンクで3週間のマロラクティック発酵されます。アッサンブラージュされた後、伝統的なカスク樽にてブルネッロ・ディ・モンタルチーノの規定通りに24カ月以上の熟成へと進み、コンクリートタンクでさらに12カ月熟成されたのちに瓶詰めされ、出荷されます。