ジャニソン・バラドン Janisson Baradon
「シャンパーニュの未来を担う若手ヴィニュロン8人」のひとり
「自分が飲んで感動できるシャンパンを造りたい」
フランスのプロやワイン愛好家必携の「l'amateur de Bordeaux」誌のシャンパン特集号で、ダヴィッド・レクラパールやジェローム・プレヴォーらとともに「シャンパーニュの未来を担う若手ヴィニュロン8人」のひとりに選ばれるなど、ますます注目が集まっているシリル・ジャニソン。自らも1200本のお宝シャンパンのコレクションをもつシャンパン狂でもあり、「僕にとってシャンパン造りほど楽しい仕事はありません。自分が飲んで感動できるシャンパンを造りたい」と言いながら仕事に没頭しています。
ジャニソン家とバラドン家の結婚によって1922年にエペルネ市に設立されたこのメゾンは、2004年に、5代目のシリルと弟のマクサンスが継承し、以来、兄弟で運営しています。
「ブルゴーニュでの6年間の修行中に、当時のシャンパーニュに欠けていた多くのことを学びました」というシリルは、古樹(30年以上)を尊重する栽培、小樽による発酵・熟成、「単一品種・単一区画・単一ミレジム」キュヴェの商品化といったブルゴーニュの常識をシャンパン造りに取り入れ、品質を大きく向上させました。
他にも、リュット・アンテグレ栽培(リュット・レゾネとビオロジーの中間的概念で、畑で働く人間の健康まで踏み込んでいるのが特徴)を実践したり、ドザージュにMCR(濃縮ぶどう果汁)を使用したり、他に先んじて「ノン・ドゼ」を商品化したりといった意欲的な試みに次々と取り組む、現代シャンパーニュのトップランナーのひとりです。
Information | |
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エペルネ村の区画「トゥレット」からのシャルドネ100%。0.4ha。粘土石灰質土壌。樹齢55年以上のVV。テット・ド・キュヴェ(一番絞り果汁)100%。ブルゴーニュ製樽で発酵後、1年間熟成。ドザージュは2g/l。生産者説明中の「古樹を尊重する栽培、小樽による発酵・熟成、単一品種・単一区画・単一ミレジム」をすべて具現化した、ジャニソン・バラドンのフラッグシップです。 | |
生産地 | フランス シャンパーニュ地方 モンターニュ・ド・ランス地区 エペルネ |
商品名 | トゥレット |
作り手 | ジャニソン・バラドン |
格付・認証 | A.O.C. シャンパーニュ |
生産年 | 2008年 |
色 | スパークリング・白 |
内容量 | 750ml |
本数 | 1本 |
味わい | 辛口 |
ブドウ品種 | シャルドネ 100% |
ガイドブック | -- |
飲み頃 | 今 |
飲み頃温度 | 4℃~8℃ |
推奨保存環境 | 温度=10℃~16℃、湿度=70%~75% |
備考 | においが強いものと一緒にせず、振動は避けるように保管して下さい。 |