
「~最高のシャンパンだけを~」追求
ワイン造りの歴史において有名なG.H.マムの物語は、1827年に始まりました。男爵と騎士の家系を持つマムファミリーの始まりは12世紀にまで遡ります。1761年にはすでに、ドイツのケルンにて、オーナーであったピーター・アーノルド・マムの名前を社名とする「P.A.マム」として、ワインの製造・販売を手がけており、ライン渓谷に所有する広大な畑で収穫されるブドウを使ってワイン造りを行っていました。
19世紀の初頭、ピーター・アーノルド・マムの3人の息子たち―ゴットリーブ、ジェイコブス、フィリップ―は、フランスのシャンパン地方で生産されていた品質の高い発泡性ワインの将来性に注目しました。当時のドイツとフランスは友好関係にあったことから、3人は、シャンパン地方に新しく支社を設立したいという強い決意のもと、G.ハウザーを長とするオフィスをランスに設立しました。
1827年の創業当初より、常にパートナー企業に対しても高い品質を要求してきた当メゾンの姿勢は現在にまで受け継がれています。この精神は、ジョルジュ・エルマン・マムがモットーにしていた「~最高のシャンパンだけを~」追求する姿勢にも反映されています。「最高のシャンパンだけを」というジョルジュ・エルマン・マムのモットーには、偉大なシェフたちも共感を覚えることでしょう。こうした姿勢により、G.H.マムのシャンパンとオートキュイジーヌ(フランスの伝統的な高級料理)の間には密接な関係があります。こうした関係に長い歴史があることは、G.H.マムが19世紀、一流レストランやホテルのためにボトルをカスタマイズしていたという事実においても明らかです。G.H.マムのシャンパンは当時から、社交界の大物たちの意見や、上流社会のパーティで出されるメニューを紹介する刊行物に取り上げられていました。またG.H.マムは、当時の著名なシェフたちの団体とも密接な関係を築いていました。



調和、円熟がもたらす相乗効果。
メゾンの遺産の重要性を認識し、G.H.マムは2009年から、シャンパンとオートキュイジーヌを結び付ける美食のイベント「伝説のメニュー(Menus de Legende)」 を毎年開催しています。2011年には、ジャン=ピエール・ヴィガート、ポール・ボキューズ、ミシェル・サランといったミシュランの星付きシェフたちを招待し、フランソワ・ヴァーテル、アントナン・カレーム、オーギュスト・エスコフィエ、フェルナン・ポワンといったかつての巨匠たち4人の料理を再解釈。かつての巨匠たちの料理が、現代を代表するシェフたちの手で生まれ変わり、G.H.マムのシャンパンと最高のマリアージュが実現しました。



Information | |
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日常の勝利を祝うシャンパン マム。1827年の創業以来、マムが残した、「Only the Best.(最高のシャンパンだけを)」という理念を掲げる、フランスの勲章レジオン・ドヌールを模した赤いリボン(コルドン・ルージュ)が目印のメゾンです。フレッシュさと力強さの完璧なバランス。マム メゾンスタイルの象徴。翡翠の輝きと黄金色。柑橘系のアロマに、白桃、アプリコット、酸味のあるりんごなど、肉厚の果実の芳醇さをあわせ持つ香り。酸と果実味、かすかな苦味の完璧なバランス。丸みとふくよかさの中に力強さが感じられます。 | |
生産地 | フランス シャンパーニュ地方 |
商品名 | マム コルドン ルージュ |
作り手 | マム |
格付・認証 | A.O.C. シャンパーニュ |
生産年 | N/V |
色 | スパークリング・白 |
内容量 | 750ml |
本数 | 1本 |
味わい | 辛口 |
ブドウ品種 | ピノ・ノワール45%、シャルドネ30%、ピノ・ムニエ25% |
ガイドブック | -- |
飲み頃 | 今 |
飲み頃温度 | 4℃~8℃ |
推奨保存環境 | 温度=10℃~16℃、湿度=70%~75% |
備考 | においが強いものと一緒にせず、振動は避けるように保管して下さい。 |