脈々と250年、筋金入りのビオディナミ農家
アルザス地方のコルマールよりすぐ北のAmmerschwihrという村に位置するDomaine Binnerは1770年からワイン造りを行っている、非常に名門の家族です。
醸造に関しては農業本来の姿をモットーとして、無農薬を徹底し、SO2もほとんど使用しておりません。今でこそ無農薬のスタイルが見直されておりますが、お父様の時代には化学肥料がもてはやされた頃でした。その時代にもかたくなに一貫して無農薬の農業を続けました。まわりの人に変わっていると散々言われましたが、このスタイルを一貫して守り続けた造り主です。収穫も手で行っている為、家族だけで手入れが出来る11haの畑を大切に守っております。アルザスでは決して大きな造り主ではありませんが、先祖代々から大切に受け継がれた財産は、カーブの中1つとってもうかがえます。
アルザスの名門、トップオブビオの神髄。
まず古いヴィンテージのワインが数多くストックとして残っており、アイテムが多い為に各ストック場所がCaveの地図で管理されているのです。歩いていると偶然1955年のリースリングを発見、珍しいヴィンテージなので、譲ってくれないかと申し出たら瓶を見せてくれて、「目減りがすごいので譲りたいが残念ながら出来ない」と、品質に関する徹底した姿勢が伺えました(実際は大丈夫な程度なものですが…)。
Binner家のワインの味わいはウルトラ自然、一度飲んだら誰でも忘れることが出来ない程、印象的な香りと厚みとエレガンスを備えたスーパーワイン。看板商品です。
アルザスリースリングと言えば、ビネールと言われる程、最近ではお陰様にも認知度もあがって参りました。こういうワインを扱わさせて頂く事に誇りを感じます。(新井順子)インポータ資料より
Information | |
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カイザルスベルク村の谷から続く砂状の花崗岩で南向きの丘の中腹に位置し日中は太陽の恩恵を受けやすく夜はヴォージュ山脈からの冷たい風で対照的に非常に寒くなります。父ジョセフが作った手動縦型圧搾機でプレスし100年以上前のフードルで発酵・シュールリー熟成を行います。輝くレモン色、オークの香り、ピュアで瑞々しく穏やかな酸とミネラル感、落ち着きある滑らかな印象です。 | |
生産地 | フランス アルザス地方 |
商品名 | リースリング グランクリュ シュロスベルグ |
作り手 | クリスチャン・ビネール |
格付・認証 | A.O.C. Alsace Grand Cru アルザス・グランクリュ・ビオディナミ/エコセール デメテール |
生産年 | 2017年 |
色・タイプ | 白ワイン |
内容量 | 750ml |
本数 | 1本 |
味わい | 辛口 |
ブドウ品種 | リースリング100%(手摘み/ 40年) |
ガイドブック | -- |
飲み頃 | 今~ |
飲み頃温度 | 10℃~14℃ |
推奨保存環境 | 温度=8℃~12℃、湿度=70%~75% |
備考 | においが強いものと一緒にせず、振動は避けるように保管して下さい。 |