ムルソープルミエ・クリュシャルム[2006]ルイ・ラトゥール白750mlMaisonLouisLatour[Meursault1erCruCharmes]
ムルソープルミエ・クリュシャルム[2006]ルイ・ラトゥール白750mlMaisonLouisLatour[Meursault1erCruCharmes]

ムルソー プルミエ・クリュ シャルム[2006]ルイ・ラトゥール 白 750ml Maison Louis Latour[Meursault 1er Cru Charmes]

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Information
コート・ド・ボーヌ地区、ムルソー村の一級畑から。ピュリニ・モンラッシェ村に隣接しています。辛口でありながらやわらかく芳醇、緑色がかった深い黄金色が美しい逸品です。
生産地 フランス ブルゴーニュ地方 コート・ド・ボーヌ地区 ムルソー
商品名 ムルソー プルミエ・クリュ シャルム
作り手 ルイ・ラトゥール
格付・認証 A.O.C. ムルソー プルミエ・クリュ
生産年 2006年
色・タイプ 白ワイン
内容量 750ml
本数 1本
味わい 辛口
ブドウ品種 シャルドネ 100%
ガイドブック パーカー・ポイント (87-88)点
飲み頃 今~
飲み頃温度 10℃~14℃
推奨保存環境 温度=8℃~12℃、湿度=70%~75%
備考 においが強いものと一緒にせず、振動は避けるように保管して下さい。

最大規模の特級畑を所有するワインメーカー

ワインの産地としてボルドー地方とともに賞されるブルゴーニュ。「ルイ・ラトゥール」は、この地で家族経営を守り続けている世界的に著名なワインメーカーです。その歴史は、1731年に一族がブルゴーニュの中心コート・ド・ボーヌでぶどう畑を所有し、ぶどうの栽培と樽づくりを手がけたことに始まります。
1768年にアロース・コルトン村へ移住した一族は、フランス革命直後の1797年に、醸造家かつネゴシアン(ワイン仲買人)として創業を迎え、まだ残る革命の余波をもろともせず、徐々に自社畑を広げていきました。

困難からうまれた名作ワインが成長の糧に

また成功への大きな契機となったのは、4代目当主による大胆な改革でした。19世紀後半、彼はヨーロッパのぶどう畑がフィロキセラ(畑を食い荒らす害虫)で壊滅状態になった際、従来のピノ・ノワール種に替え、コルトンの丘にそれまで誰も想像さえしなかった、シャルドネ種の苗木を植樹し、後にブルゴーニュの2大白ワインのひとつと謳われた「コルトン・シャルルマーニュ」を誕生させたのです。こうした努力と成功を経て、「ルイ・ラトゥール」は現在、コート・ドール最大規模のグラン・クリュ(特級畑)を所有するブルゴーニュ屈指の造り手にまで成長を遂げています。

歴代当主に受け継がれる革新精神

フィロキセラ害の窮地を乗り越え、1895年に白の傑作「コルトン・シャルルマーニュ」を誕生させた4代目当主の原動力は、困難や現状に甘んじることなく、斬新なアイディアと果敢な挑戦心で新しい活路を見出そうとする“革新の精神”でした。
フランス革命直後という困難な時期に創業を迎え、屈することなく自社畑を広げていったことでもわかるように、「ルイ・ラトゥール」には、この革新の精神が当初より息づいています。そして歴代の当主たちはこの精神を継承し続けることこそが、よりよいワインを生み出し、「ルイ・ラトゥール」を世界屈指の造り手の座に導くと信じてやまなかったのです。
6代目当主が、ブルゴーニュ以外のアルデッシュ地方やヴァール地方でその土壌の優秀さを見抜き、ぶどうの苗木を植え、現在、高い評価を受けている「アルデッシュ・シャルドネ」や「ドメーヌ・ド・ヴァルモワシン・ピノ・ノワール」を成功させたのも、この革新の精神を実践したからに他なりません。
さらに現7代目当主であるルイ・ファブリス・ラトゥールもこれにたがわず、伝統を頑なに守り続ける一方で、常に革新的な技術の追求に挑み、最新のワインづくりに取り組んでいます。

商品に関わるものは自社でつくる

ブルゴーニュの偉大なワインの誕生は、熟成のため約12ヶ月もの時間をともにする、樽の品質に大きく関わっています。「ルイ・ラトゥール」もその重要性を十分に認識し、自社で樽工場を所有しています。
樽づくりは、今日でも決して機械化されることなく、熟練した職人によって手作業で行われており、その卓越した技術と知恵は、父から子へ脈々と受け継がれ、ワインの品質を支える財産となっています。
そしてその樽は、現在、毎年2,000樽以上も生産されており、半数が、品質の高さから、世界の名だたるワイナリーに輸出されています。
同様にワインの顔となるラベルもワイナリーに併設された印刷所で、1世紀以上も、ほとんど変わることのないデザインで印刷されており、“商品に関わるものは自らで”というこだわりの哲学は、時代を超えて堅持されています。

ルイ・ラトゥール&和食 繊細ながら洗練された食とワインの組み合わせ

「ルイ・ラトゥール」の赤ワインの特徴として、色の淡さがあげられますが、その問いに醸造責任者、ボリス・シャンピが答えています。
“当社では、発酵期間を他社が通常3週間のところ、10~15日間と短く設定しています。もちろん色を濃くしようとすれば、例えば、発酵期間にワインとぶどうの皮とのコンタクトを長くすることで可能です。しかしながら、あえて発酵期間を短くすることで、味わいに繊細さを残すことができ、またピノ・ノワールがもつぶどう本来の魅力が、自然に溢れ出てくるのです。”
こうした「ルイ・ラトゥール」のワインがもつ繊細さが、世界の料理の中でも、最も可憐で上品ともいえる“和食”の味わいを邪魔することなく、むしろ引き立て役として最良のパートナーになるのは、決して不思議なことではないでしょう

著名人たちに愛されてきた

女王が求めた1杯
第二次世界大戦の開戦前年、イギリスのジョージ6世は現エリザベス女王を率いて、フランスを表敬訪問しました。その際、ベルサイユ宮殿ガラスの間で晩餐会が催され、「コルトン・グランセィ1919」が振る舞われました。1938年8月15日付雑誌“LIFE”マガジンには、この晩餐会で現女王が“もう少しコルトンを・・・”と求めた、と掲載されています。

エリゼ宮殿の定番
エリゼ宮殿で振る舞われたメニューの内容は、たびたび公開され、いつも話題になっています。もちろん「コルトン・グランセィ」と「コルトン・シャルルマーニュ」も、多くの重要なシーンに登場しています。1958年、ドゴール将軍はエリゼ宮殿に移ったまさにその日に「コルトン・グランセィ1947」を前大統領のコティ氏とともに空けたと伝えられています。

大統領のお気に入り
アメリカ合衆国大統領の多くは定期的にエリゼ宮殿でもてなされてきました。その際は必ずルイ・ラトゥール社の「シャンベルタン・エリティエ」や「コルトン・グランセィ」、そして「コルトン・シャルルマーニュ」を楽しみました。アイゼンハワー大統領もそのひとりで、2日間で2度もルイ・ラトゥールのワインを召し上がりました

選ばれたワイン
1976年、ジスカール・デスタン仏大統領は、アメリカを独立200周年記念の祝祭のため訪問しました。その際、彼はルイ・ラトゥール社の「シャンベルタン1966」を持参し、フランス大使館で催されたジェラルド・フォード大統領をお祝いするガラディナーに提供しています。

日本の外交でも活躍
ニューヨークタイムズの2002年2月25日付記事は、小泉純一郎首相が、外務省の飯倉公館でブッシュ米国大統領と握手の写真を撮った後、ランチを共にし、その際、最高級の日本酒とルイ・ラトゥール社の「バタール・モンラッシェ1996」を楽しまれた、と報じました。