無農薬・無肥料栽培 バジリカータの新星ワイナリー
「水」「太陽」「土壌」の恵みに育まれたワイン
失われたワイン造りの伝統を取り戻すために
フェウディ・デル・ヴェスコヴォ(司祭の領地という意味)はバジリカータ州の北部、州都ポテンツァから約25km北東にある、アチェレンツァという小さな街の協同組合が元になっています。ここはヴルトゥーレ山(死火山)の影響が強いエリアで、長い間火山によって土地は荒廃し、人々は火山を恐れて暮らしていました。 丘陵が多く、1年中風の吹き抜けるエリア。そのため農薬や除草剤は伝統的に使用されません。穀物の生産が主で、協同組合が破産した後、多くの農家はブドウ栽培から小麦の生産へ切り替えました。現在では若い農家を中心にブドウ畑へ戻すプロジェクトを進めており、質の高いブドウをたくさん得ることが出来るようになってきました。
国際的なキャリアを持つ若手醸造家
醸造家はプーリア州出身のマッシモ・ディ・バーリ氏。コンサルタントにはアンティノーリの醸造長を務めた天才醸造家、アルベルト・アントニーニ氏。今ではイタリアのみならず、スペインやカリフォルニアやでもコンサルタントを行い、アルゼンチンには自らのワイナリーも所有している、世界を股に掛ける醸造家です。
3つの星は水、太陽、土壌のシンボル
モダンなワイン造りを行っている生産者ですが、ベースにある思想はあくまでブドウが主役です。ラベルに描かれている3つの星は、水、太陽、土壌という、彼らが信じる高品質のブドウ造りに最も大事な要素を表しています。その信念が、果実味豊かで高品質、さらに熟成も可能な素晴らしいワイン造りには欠かすことができません。
Information | |
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2010年に設立された新しい生産者。化学肥料を使用せず、モダンなスタイルのワインを産み出しています。レモンなどの柑橘類、白桃やトロピカルフルーツなどの熟れた果実と、様々な花の香りが混じります。しっかりとした旨味やボディも感じられ、さわやかな酸味があるフレッシュでクリーンなワインです。 | |
生産地 | イタリア バジリカータ州 |
商品名 | グレコ・フィアーノ |
作り手 | フェウディ・デル・ヴェスコヴォ |
格付・認証 | I.G.T. バジリカータ |
生産年 | 2019年 |
色・タイプ | 白ワイン |
内容量 | 750ml |
本数 | 1本 |
味わい | 辛口 |
ブドウ品種 | グレコ・フィアーノ 100% |
ガイドブック | --点 |
飲み頃 | 今~ |
飲み頃温度 | 10℃~14℃ |
推奨保存環境 | 温度=8℃~12℃、湿度=70%~75% |
備考 | においが強いものと一緒にせず、振動は避けるように保管して下さい。 |