ロベルト・サロット Roberto Sarotto
誰よりも早くバローロにアパッシメントの考えを持ち込んだ革新的人物
ロベルトはワインスクールを卒業してから父を手伝ってきましたが、その後年間生産量6,500万本というピエモンテの大規模な醸造所の醸造長として手腕を発揮。同時にガヴィにある醸造所のワインメーカーとしても活躍しました。現在は、それらの職を辞し、彼自身の畑をバローロ、バルバレスコ、ガヴィに所有し、質の高いワイン造りを行なっています。また、6名の親しいメンバーと共同経営する醸造所のワインメーカーを務め、さらに、ワインに含まれている200種類ほどある化学成分の専門家でもあります。ロベルトがワイン造りにおいて、最優先で注意を払うのは葡萄畑です。「良いワインは畑で生まれ、セラーで育つ。」と考えているからです。所有する畑は、バローロ、バルバレスコ、ネヴィーリエ、ガヴィといったピエモンテ最高のワインを産するエリアに広がっています。
「良いガヴィを高くない値段で」
アルネイス、シャルドネ、ブラケット、ネッビオーロ、カベルネ ソーヴィニヨンの栽培も行なっています。機械化によって若干は変わりましたが、基本的には伝統的な方法で葡萄を育てています。自然の生態系を守りながら、化学的なものを減らしていくことで、いつか化学的なものをゼロにしていければと考えています。収穫は10年間ほぼ同じ人に頼んでいます。自宅のあるネヴィーリエ、ガヴィ、バローロにセラーがあります。温度コントロール装置付きの発酵タンク、甘口ワイン貯蔵のための温度調節付きタンク、ニューマティックプレス、バキュームフィルター、連続式フィルター等の設備があります。マイクロフィルトレーション装置を備えたボトリングラインは1時間に2,000本のボトリングが可能です。
ロベルトは、「良いガヴィを高くない値段で」をポリシーとしています。特徴は長い発酵にあり、3~4ヶ月もかけます。その間、死んだ酵母が沈んでいて、ワインにミネラルを与えます。また、長い低温発酵のため、自然のCO2がワインに溶け込み、長くフレッシュさを保つことが出来ます。また、バローロとバルバレスコはひとつの土地として考え、クリュによる違いと考えています。どちらもネッビオーロにとって最適な土地だからです。
Information | |
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長い付き合いの5人の農夫から葡萄を購入しています。バルクで買うのではなく、醸造はサロットが行っています。5人の農夫の畑には、1年を通してサロットから2人がチェックに回ります。付き合いも長いため、5人の農夫は家族同様で、自社畑と言ってよいと思っています。サン クリストーフォロの畑です。コンセプトは長時間の低温発酵で、最後まで低温で発酵させることで、果実味が長く保たれます。はきはきとした果実味と、グレープフルーツを思わせるさわやかな風味が広がります。アウローラ(夜明け、オーロラの意味)は、奥様の名前で、彼女に捧げられたワインです。ラベルに地平から昇る太陽が金色と赤色で描かれ、目を惹きます。 | |
生産地 | イタリア ピエモンテ州 |
商品名 | ガヴィ アウロラ |
作り手 | アジエンダ アグリコーラ ロベルト サロット |
格付・認証 | ガヴィ D.O.C.G. |
生産年 | 2018年 |
色・タイプ | 白ワイン |
内容量 | 750ml |
本数 | 1本 |
味わい | 辛口 |
ブドウ品種 | コルテーゼ 100% |
ガイドブック | -- |
飲み頃 | 今~ |
飲み頃温度 | 10℃~14℃ |
推奨保存環境 | 温度=8℃~12℃、湿度=70%~75% |
備考 | においが強いものと一緒にせず、振動は避けるように保管して下さい。 |